お「うわ〜お正月や」
ま「いよいよ来ちゃったね」
お「も、大変よ！モチ食べて羽子板ついて独楽回さなアカン」
ま「まあまあ、風物詩やから」
お「そんなのどかなもんちゃうやろ！オマエ出来るんか、モチ食べて・・・」
ま「え、出来るやろ？誰でも」
お「誰でも！？」
ま「おぅ、モチやろ、羽子板やろ、独楽やろ、出来るよ」
お「嘘つけ！オレ出来へんで」
ま「何が！？オカシイこと言う」
お「オマエこそ！器用すぎるやろ」
ま「も、なんでや！頑張ったら独楽くらい回せるやろ」
お「羽子板は？」
ま「ナントカ」
お「モチ」
ま「食うだけやないか！」
お「食うだけぇ！？」
ま「そやろ！網の上でぷっくり膨れたら食うだけやないか！」
お「・・・口持っていくんか」
ま「手ぇ使えやっ」
お「ふさがってるやないか！」
ま「右手は！」
お「羽子板！」
ま「左手は独楽！ワオ、羽根見ながらモチくわえます！アホ！」
お「難しいやろ」
ま「同時にすなっ」
お「忙しいんやもん」
ま「・・・どんだけ分刻みやねん」
お「みじん切りくらいや」
ま「ギョーザかいっ」
お「ハンバーグよ」
ま「知るか！」
お「知っとけ！」
ま「知れるか！？」
お「知れっ！」
ま「知らんがな！」
お「知らん！」
ま「知っとけ！・・・ちゃう！」
お「おもろいやつ」
ま「腹立つ奴」
お「めでたいやつ」
ま「・・・オマエじゃ！」
お「俺じゃ！」
ま「もうええわ！」
お「ほなサイナラ」