2011年08月27日
おさるとまさる(10)
ま「何だよ、騒ぐなよ、俺たちはAKBじゃねぇんだよ」
お「アイウォンチュー」
ま「・・・宇宙から電波でも飛んできたんか」
お「なんやねんそれ」
ま「や、アナーキーやなとま、そういうわけでですね、おさるとまさるなんですけどね。僕らが動物園出てどれくらいやねんってよう聴かれるんです。さると人間で漫才するなんて大変でしょう、調教もう何年もしてるんでしょ?とかね。まだね1ヶ月なんですよ。すごいでしょ・・・何や文句あんのかい」
お「客にケンカ売ってどないすんねん!」
ま「や、今からどついたろかなて・・・思わしくなかったから」
お「どんな反応が欲しかってん」
ま「わ〜スゴいに決まってるやないか、だってさると漫才やぞ。お前さるやらかうんうんうん言うてたらええけど全部俺がしゃべらなあかん」
お「うんうんうんだけちゃうわ!」
ま「あと、んなアホなやろ」
お「こんだけしゃべってるやないか!」
ま「ほな黙ろ、はい、いち、に、さん・・・しゃべらんやないか」
お「いま、口開こうとしてたやないか!」
ま「口開いてたんちゃうやろ、あ、あ、あ、て頭真っ白になってただけやろ、ホンマリアルいっこく堂も大変やで」
お「あれ?声が?」
ま「ずれてへん、俺にパスよこすならもっと上手く送れよ、てことでですね、漫才してるんですけどね、最近何が怖いておかしな事件ですわ」
お「ああ、チカンとかね」
ま「風俗行くのがもったいなかったって信じられんで、上場企業の偉いさんがですよ、こいつみたいにさるちゃうんですよ」
お「ムキーっ失敬な」
ま「君の仲間、高崎山で気ままにガールハントしてるやないか、やあ、これも運命の出会いやねって花束持ってるさる見たことないで」
お「そんなことないよ贈り物で気を引いたり」
ま「観光客からとったポテトチップとかやろ、ほいでうほうほ旨い旨い、さぁいいだろって・・・」
お「どんだけさるを」
ま「おれはありのままを報道してるだけやないか、目指せピュリッツァー賞や」
お「ピ、ぴゅ?ピュリッツァー?」
ま「そうや、世界のな海千山千のジャーナリストが命懸けで得た事実を広く世に知らしめたと素晴らしいひとに送られる賞やねん、ロマンやん」
お「さるの生態のどこがピュリッツァー賞やねん」
ま「アホ、おい、高崎山は命懸けやぞ、急に飛び掛かってくるのはいてるし油断したら命を失う」
お「んなアホな」
ま「われわれの特派員がすでに3名消息不明」
お「ウソつけ!」
ま「となりの家のひろしくんやろ、向かいのマンションのちえちゃんやろ、ほいで隣町の野良犬のゴン」
お「こどもと犬やないか」
ま「あ、犬猿の仲なんやなって・・・」
お「アホか」
ま「噂によるとこども2名は城島のジュピターで遭難してるらしい」
お「それはレクリエーションやっ!」
ま「高崎山こわいなって」
お「どこがやねんな」
ま「まあ、そんな感じでね、怖い事件多いですよ」
お「ちょっと考えられんようなね」
ま「こないだ見かけたんはね、電柱にタッチしながら歩くオッサン」
お「・・・どういうことや」
ま「眼鏡かけてねフツーに仕事行くかっこうしてるオッサンなんやけどね、青になったなって思ったらまず信号の電信柱にタッチ」
お「タッチ」
ま「横断歩道渡ったな思ったらまた電信柱にタッチ」
お「タッチ」
ま「歩いて次の電信柱に出くわしたらタッチ」
お「タッチ」
ま「タッチタッチここにタッチあ〜な〜た〜か〜ら〜」
お「タッチ、アホ!」
ま「何か、見えない世界がそこにあるんやな・・・と」
お「そっとしとき」
ま「アウトローよな」
お「わかったわかった」
ま「おまえもここにタッチしたらええねん、はい、ここにタッチ」
お「タッチ」
ま「生まれてきたことに反省」
お「反省、アホ!やめさしてもらうわ」
ま「ありがとうございました」
・・・ちょっと後味悪いな。違うんだよな。
うん、スミマセン。
お「アイウォンチュー」
ま「・・・宇宙から電波でも飛んできたんか」
お「なんやねんそれ」
ま「や、アナーキーやなとま、そういうわけでですね、おさるとまさるなんですけどね。僕らが動物園出てどれくらいやねんってよう聴かれるんです。さると人間で漫才するなんて大変でしょう、調教もう何年もしてるんでしょ?とかね。まだね1ヶ月なんですよ。すごいでしょ・・・何や文句あんのかい」
お「客にケンカ売ってどないすんねん!」
ま「や、今からどついたろかなて・・・思わしくなかったから」
お「どんな反応が欲しかってん」
ま「わ〜スゴいに決まってるやないか、だってさると漫才やぞ。お前さるやらかうんうんうん言うてたらええけど全部俺がしゃべらなあかん」
お「うんうんうんだけちゃうわ!」
ま「あと、んなアホなやろ」
お「こんだけしゃべってるやないか!」
ま「ほな黙ろ、はい、いち、に、さん・・・しゃべらんやないか」
お「いま、口開こうとしてたやないか!」
ま「口開いてたんちゃうやろ、あ、あ、あ、て頭真っ白になってただけやろ、ホンマリアルいっこく堂も大変やで」
お「あれ?声が?」
ま「ずれてへん、俺にパスよこすならもっと上手く送れよ、てことでですね、漫才してるんですけどね、最近何が怖いておかしな事件ですわ」
お「ああ、チカンとかね」
ま「風俗行くのがもったいなかったって信じられんで、上場企業の偉いさんがですよ、こいつみたいにさるちゃうんですよ」
お「ムキーっ失敬な」
ま「君の仲間、高崎山で気ままにガールハントしてるやないか、やあ、これも運命の出会いやねって花束持ってるさる見たことないで」
お「そんなことないよ贈り物で気を引いたり」
ま「観光客からとったポテトチップとかやろ、ほいでうほうほ旨い旨い、さぁいいだろって・・・」
お「どんだけさるを」
ま「おれはありのままを報道してるだけやないか、目指せピュリッツァー賞や」
お「ピ、ぴゅ?ピュリッツァー?」
ま「そうや、世界のな海千山千のジャーナリストが命懸けで得た事実を広く世に知らしめたと素晴らしいひとに送られる賞やねん、ロマンやん」
お「さるの生態のどこがピュリッツァー賞やねん」
ま「アホ、おい、高崎山は命懸けやぞ、急に飛び掛かってくるのはいてるし油断したら命を失う」
お「んなアホな」
ま「われわれの特派員がすでに3名消息不明」
お「ウソつけ!」
ま「となりの家のひろしくんやろ、向かいのマンションのちえちゃんやろ、ほいで隣町の野良犬のゴン」
お「こどもと犬やないか」
ま「あ、犬猿の仲なんやなって・・・」
お「アホか」
ま「噂によるとこども2名は城島のジュピターで遭難してるらしい」
お「それはレクリエーションやっ!」
ま「高崎山こわいなって」
お「どこがやねんな」
ま「まあ、そんな感じでね、怖い事件多いですよ」
お「ちょっと考えられんようなね」
ま「こないだ見かけたんはね、電柱にタッチしながら歩くオッサン」
お「・・・どういうことや」
ま「眼鏡かけてねフツーに仕事行くかっこうしてるオッサンなんやけどね、青になったなって思ったらまず信号の電信柱にタッチ」
お「タッチ」
ま「横断歩道渡ったな思ったらまた電信柱にタッチ」
お「タッチ」
ま「歩いて次の電信柱に出くわしたらタッチ」
お「タッチ」
ま「タッチタッチここにタッチあ〜な〜た〜か〜ら〜」
お「タッチ、アホ!」
ま「何か、見えない世界がそこにあるんやな・・・と」
お「そっとしとき」
ま「アウトローよな」
お「わかったわかった」
ま「おまえもここにタッチしたらええねん、はい、ここにタッチ」
お「タッチ」
ま「生まれてきたことに反省」
お「反省、アホ!やめさしてもらうわ」
ま「ありがとうございました」
・・・ちょっと後味悪いな。違うんだよな。
うん、スミマセン。
Posted by まさる(;^_^A at 23:49│Comments(0)
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